2020-01-01から1年間の記事一覧

三浦春馬さんに思うこと

自分よりぜんぜん若くて、これからも嘱望されていた人が亡くなるのはショックです。ましてや、突然の自死。なんで?と思わない人はいなかったはず。 三浦春馬さんは、14歳の母というドラマで初めて見て、それからいろんなドラマや映画で見かける笑顔が印象…

ゴミ屋敷に光が

以前、ゴミ屋敷の住人の話を書いたことがありますが、数か月を経て、お家がかなり片付きました。というか、ゴミの処分ができました。 この方は、元来まじめに働いて方なので、厚生年金の納付がありました。気づけば特別支給分をもらえる年になられてましたが…

新型コロナと生活保護

コロナ禍で生活保護の申請が増えるといわれてますが、正直、地方都市ではそれほど大きな影響はでていません。むしろ、住宅確保給付金の申請が増えてます。 住宅確保給付金は、失業した方が次の仕事が見つかるまでに間、家賃が払えなくても住む場所を守るため…

借金よりも生活保護

生活保護はこれからの生活のためのお金です。だから、これまでに滞納している税金や家賃、スマホ代については生活保護費ではでません。 だから、「お金が足りない」となったら借金する前に生活保護の相談に来てください。 もし一時的な不足なら、たとえばコ…

非常時こそ試されるとき

私の県で非常時といえば、4年前の地震でした。 ライフラインが断たれた中で、子どもと犬の生活を守りながら働くのは非日常でした。 幸い家に大きな被害がなく、けが人もなかったので、待てば環境が改善していくという先行きが見える非常時でした。 そうでな…

お医者さんの選び方

福祉事務所で仕事をしていると、医療機関と連携して仕事をすることが多くなります。例えば、ある保護受給者の方が緊急搬送されました、とします。家族や友人など近しい方がいらっしゃるときは、入院準備や手続きなどをやってもらえますが、身寄りのない方で…

私に似た家族の話

「ちょっと話を聞いてもらえますか?女性のシェルターの件なんです。」と保健師さんが連れてこられたのは、私より少し年上と思われる女性。とても疲れた様子で、感情の不安定さが表情や動作に表れてました。 その方は、統合失調症の息子さんと二人暮らしで、…

すべての人に力がある

福祉の現場では、本当にいろんな人に出会います。 ゴミ屋敷、汚部屋の主も少なからずいます。 今かかわりを持っている方は、まさにゴミ屋敷化した部屋に住んで、髪もひげも伸び放題、洗濯機やふろ場にいくまでのスペースにもごみが堆積していて、ごみを踏ん…