生活保護のいいところ・生活見直しコンサルタント
生活保護と聞くとマイナスイメージが大きいと思います。実際に、ホントは保護を受けたくないけど...という方も多いのです。
人目が気になる、プライドが傷つくなどいろいろあるようですが、「してもらう」側に居続けることのストレスも大きいのではないかなと思います。
日本人はお願いすることのハードルが高いです。もっと頼っていいんですよといっても、自分のことは自分でしなければ!という方が多くて。
生活保護には「他法優先」という考え方があって、他の制度で得られる支援があれば優先されます。例えば、障害年金がもらえる方はもらっていただき、足らない分を保護費で賄うというように。
なので、ケースワーカーは生活保護制度以外にいろんな制度を知っています。なので、生活保護の相談や申請の時点で、他の使える制度についてご紹介ができるということがあります。
〇生活が苦しくて税金や保険料が払えない
⇒税の減免、分納、猶予ができないかを提案します。場合によっては課税時点で控
除適用できないかを調べ、担当部署につなぎます。
〇仕事が長続きしなくて生活が不安定
⇒就労支援の窓口を案内し、自分に合う仕事探し、無料の資格取得講座などを提案
します。
⇒過去の雇用保険納付状況を調べ、失業給付が受けられないか確認します。
〇離婚して住むところがなく働くこともできない
⇒子ども連れであれば母子生活施設のご案内、児童扶養手当やひとり親世帯向けの
制度のご案内。
ケースワーカーには生活立て直しのコンサルタント機能があります。
そういう使い方もできるんですよ。